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2015.02.02更新

こんにちは 今日はすごく寒いですね

先日、講習会に行ってきましたのでご報告

市獣ナイト馬場

今回は外注検査について

外注検査とは院内機器で測定できない項目を外の検査機関に送付して測定してもらう検査です

今回は当院でよく依頼している外注検査についてご紹介いたします

わんちゃんで多いのは

①甲状腺ホルモン(T4、fT4、TSH)・・・甲状腺機能低下症の診断に利用します

院内検査でTcho(コレステロール)の上昇などがあり、

元気・食欲の低下、フケ・色素の沈着などが症状です。

甲状腺ホルモンの分泌が足りない場合は内服で補充します

②コルチゾール・・・副腎皮質亢進症(クッシング病)の診断のために利用します

院内検査でALP(アルカリフォスファターゼ)、Tchoの上昇があり、

多飲多尿の症状があるときに利用します。

過剰に分泌されているときは内服で抑制します

③総胆汁酸・・・肝機能を評価します

院内検査で肝酵素が上昇しているときに利用します

エコーやレントゲンで特に異常が無く、肝酵素の上昇が持続している場合

結果が高値の場合は肝庇護薬を投与します

 

ねこちゃんで多いのは

①甲状腺ホルモン(T4)・・・甲状腺機能亢進症の診断に利用します

ALPの上昇や、他の肝酵素が上昇し、

元気・食欲・飲水が亢進し、痩せてきたり、攻撃性が増したりしていると検査します

過剰に分泌されていたら内服で抑制します

②尿タンパク/クレアチニン比・・・蛋白尿の評価に利用します

腎不全で尿中にタンパクが漏出されると腎不全の悪化因子になります

結果が高知の場合はARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)を投与します

③猫膵特異的リパーゼ(fPLI)・・・膵炎の診断に利用します

ねこちゃんの急性・慢性嘔吐の時に利用します

結果の数値次第で点滴や内服で治療します

 

その他、わんちゃんもねこちゃんも色々な検査がありますが、

症状や院内検査結果と合わせて考慮して外注させていただいています

早期診断・早期治療のために多少費用が増しますが、

わんちゃん・ねこちゃんのためにご協力をお願いいたします

<副>

投稿者: 室見動物病院

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